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後宮の毒華 (角川文庫)

後宮の毒華 (角川文庫)

後宮の毒華 (角川文庫)

作家
太田紫織
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-12-22
ISBN
9784041132692
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後宮の毒華 (角川文庫) / 感想・レビュー

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坂城 弥生

櫻子さんシリーズと設定がちょっと似てるかな。 毒に精通する毒妃と失踪した姉の代わりに後宮に入った玉蘭の毒に関わるミステリー。

2023/01/05

よっち

唐・玄宗皇帝の時代。楊貴妃ひとりを愛し他の妃を顧みない後宮にいた妃・高翠麗が失踪したことを知った弟の高玉蘭が、身代わりで女装して後宮に入る中華ミステリ。時の権力者で縁者でもある高力士の要請で身代わりを渋々受諾した玉蘭。妃修行に励むために入った離宮で側近の女官が毒を盛られたことで出会う、古今東西の毒に通じる毒妃ドゥドゥ。次々と起きる毒を盛られた犬、ライチに入っていた毒といった事件を彼女と解決する展開で、状況からすると姉の帰還はなかなか遠そうですけど、玉蘭にどんな運命が待っているのか今後に期待のシリーズです。

2022/12/26

hirune

【Kindle】皇帝の妃である姉が後宮から失踪しそれを隠すために容姿のそっくりな弟が姉の代わりに後宮へ。知り合った毒に詳しいミステリアスな妃とともに後宮の毒に関する事件を解決したりしながら姉の帰りを待つ。デンジャラスな設定の割に周りの人たちが良い人ばかりで意外とほんわかした展開でした。一体姉は何処へ?まだまだ謎は多そうですね。

2024/07/02

はなりん

華妃の姉が失踪し、身代わりに後宮に入った少年が、毒に詳しい毒妃と知り合い、毒にまつわる事件を解決して行くお話。姉の失踪の真相がわからないままなので、続く感じかしら?毒妃のドゥドゥがいいポジションにいるので、二人の今後の展開が楽しみ。

2023/04/03

よっしー

玄宗皇帝時代の中国、傾国の美姫と言われた楊貴妃の居た時代と、現実の時代設定が入ったお話でした。そんな時代に後宮に入った姉が失踪した為、瓜二つの弟が後宮入り。最初はどうも頼りなく感じた弟くんてしたが、何だかんだと言いながらも少しずつ成長していく様子が微笑ましかったです。周囲が守りたいと動くのも納得です。ドゥドゥと呼ばれる毒妃も中々に癖は強いですが、自分から周囲を遮断しているだけで、根は良い人なのでしょうね。今後の絡みも楽しみです。

2024/09/01

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