一千万人誘拐計画 (角川文庫)
一千万人誘拐計画 (角川文庫) / 感想・レビュー
オーウェン
中身は短編5つであり、表題作はスケールの大きい西村さんならではのミステリ。 都庁に掛かってきた脅迫電話。 それは都民の一千万を誘拐したとして、10億円の身代金を要求。 当然それを無視するが、犯人はその証拠に殺人を起こす。 十津川警部が担当するのだが、規模のわりに犯罪が杜撰。 そもそも一千万を人質にという無理がある中で、十津川の罠にあっさり引っかかる犯人。 まあ短編だからこれぐらいが丁度いいのだろう。
2023/11/15
井川浩
短編集です。タイトルナンバーの一千万人誘拐計画の発想力と十津川警部の仕掛けがおもしろく、犯人との心理戦が見事なストーリーでした!
2024/07/16
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