高校事変 13 (角川文庫)
高校事変 13 (角川文庫) / 感想・レビュー
W-G
新ヒロイン爆誕のシリーズ13作目。結衣の物語も素晴らしかったが、行き着くところまで行った感があったので、この度の主役交代は大英断。多数の支持を得ているであろう結衣の後釜となると、下手なキャラでは大ブーイングとなりそうなもの。しかし私は大成功と言いたい。ほとんど矛盾ともいえる強引な設定や、匂わせるだけ匂わせてなんの捻りもない展開など、目につく部分もあるにはある。それでも、何より重要な瑠那のデビュー戦の強烈なインパクトを、バッチリ植えつけることが叶っている。凛香とのバディ物という側面もあり、先が非常に楽しみ。
2023/03/22
starbro
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』は第12弾で完結したかと思いきや、新章がアラビア数字で登場です。結衣は高校卒業で主役交代、凛香&瑠那が主人公のようです。しかし女子高生を76人も殺してはいけません。2023年5月~「高校事変」シリーズ3カ月連続刊行も楽しみです。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/
2023/04/23
モルク
宿敵長兄架檮斗を倒して結衣が大学生となったことで高校事変も新たな章を迎えた。高校生となった凛香に加え瑠那という妹が新たに登場する。難病を持ち余命1年と宣告されているおとなしい高1、神社の養女として優莉家を知らずに育った。全国で起こる女子高生失踪。それは事件の序章だった。最後には新たな大きな敵となるであろう存在も。そしてはかなげであった瑠那がまさしく優莉一族である変貌を遂げる。いやはやまだまだ続く。それにしても時事ネタが早くて驚く。
2023/12/19
☆よいこ
⑬新章開幕。最強“妹”編▽優莉凛香(ゆうりりんか)は高校生になった。今まで世間からは隠されていた、異母姉妹の杠葉瑠那(ゆずりはるな)も同じく日暮里高校へ入学する。瑠那は生まれつきの難病で余命1年と宣告されていた。女子高生が誘拐され全裸死体で発見される事件が多発しており、凛香の学校生徒も事件に巻き込まれる。救急車で運ばれたはずの瑠那が行方不明になり、凛香は救出に向かう▽優莉結衣は大学生になり瑠那に遠慮して情報提供のみ。マサカの彼女がヒロインとは(驚愕)女子高生最強説。超電磁砲(レールガン)再び。
2023/05/14
ひさか
2023年3月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ13作目。新章スタート。結衣よりもスーパーな優莉兄弟の瑠那が登場。凛香と瑠那で新章はひっぱって行くのか?。優莉架祈斗が一旦日本を掌握した後の世界なためか、今回の戦闘シーンはスーパーマン達の戦いの様相を呈していて、ファンタジックでさえある。まるで異次元世界もののようだ。
2023/04/28
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