KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

こはる日記 (角川文庫)

こはる日記 (角川文庫)

こはる日記 (角川文庫)

作家
益田ミリ
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-05-23
ISBN
9784041137543
amazonで購入する

こはる日記 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

chimako

中学生から二十歳前日までのこはるちゃんのつぶやきと頭の中。「空気読む」のが当たり前になったのはいつ頃だったのか。半世紀前の中学生はもっとおおらかで辛辣で子どもで大人だったなぁ。父が入ったお風呂がイヤなんて思いもしなかったし、イライラしていただろうけれどその自覚がなく、新しいもの(例えば洋楽やラジオの深夜放送)に興味があった。あの先輩がカッコいいとか、誰々ちゃんはあの子が好きとか、それは同じで女子の日常茶飯事。二十歳になるこはるちゃんが世の中の役に立ちたいと髪を切りそれを内緒にする気持ち、いいね!

2023/06/28

りぃぃ

分かる、ホント分かる。あの頃はあの狭い狭い世界が全てだったし、みんなと同じでいることが正しかったから。大人になってみると、大したことじゃなかったって思えるんだけど。時々、チクッとしながら読み終えた。色んな気持ちを思い出させてくれたミリさんすごい!!

2024/02/10

煮豆

中学生、高校生で感じたことに共感できるコミックエッセイ。こはるの日常に潜むちょっとイヤな気持ちになることや自己嫌悪がわかりすぎる。たいして好きじゃなくてもまわりにあわせ、ハブかれないようになんとか取り繕っていたあの気持ち。そこまで行きたくないけど、行かないとその場にいない人の話から悪口になったら最悪だ。その予防のために参加する。大人に近い思春期特有の大人になるワクワク感。中高の6年間は特別そのもので宝物になる。年をとってわかるこはるのお母さんの気持ち。確かに家族の心配ばかりしているなぁ(笑)

2024/02/03

シンシア

わかるな、うんうんそうだった、私も。こはるちゃんは素直で可愛いい、モデルはミリさんなのかな。

2024/03/07

hitomi.s

益田ミリさん。はー。やっぱり好き。裏表紙の「10代をくぐり抜けてきたすべてのひとに贈るコミック」…誰が書いたんだろ。ミリさんかな出版社の方かな。すごくいい。その「すべてのひと」に入れて貰える感がうれしい。10代。こーんなふうだったわ。とか、ふり返ったり噛み締めたりしながら読んで、そこから此処までの積み重ねの日々も可愛らしいと思えて止まない。ミリさんの本を読むと、自分が可愛く思える。それから、「他人」であるところの「人々」も同じなのかなと思えていいきもちになります。

2023/06/17

感想・レビューをもっと見る