KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題 (角川文庫)

谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題 (角川文庫)

谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題 (角川文庫)

作家
東川篤哉
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-06-13
ISBN
9784041138045
amazonで購入する Kindle版を購入する

谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題 (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぶんぶん

【図書館】何気なく、手に取った本。 ユーモア・ミステリーの第一人者「東川篤哉」氏の新作でした。 相変わらずユーモアのセンスが光り、ドタバタと紙一重。 しかも、ミステリーの胆は、バッチリ押さえていて、読んでいて楽しい。 鰯専門店のつみれと開運グッズ店の武田津とのコンビの谷中散歩が事件の真相を捉える。 微笑ましい二人の関係が楽しい、時々顔を表わすつみれの兄さん・なめ郎が良いアクセントになっている。 東川さん、ミステリーとユーモア、存扮に楽しませて戴きました。

2023/11/30

bayashi

平塚・溝ノ口・西荻窪などなど地域に根差す東川作品群、今回は谷根千エリアで本格ミステリ短編4編。最小構成かつ端正なミステリに隙あらばギャグ、ボケツッコミをまぶすいつものやり方、、そこはいつもより薄味かも。その分おすすめしやすいかもしれない。買うつもりか?が笑えた。前述の他作品と比べて今回は観光地らしく、タイトル通りのぶらり旅で軽く雰囲気が伝わるのもよい。

2023/06/28

アドソ

谷根千という独特の雰囲気をもつ町並みとあいまって、ほのぼのと安心して読めるミステリ。でもそれでいて、コアなミステリマニアにもうれしい(たぶん。あまりミステリを読まないのでわかりませんけど)仕掛けがたくさん仕込んである(のだと思う)。この作家さんの他の作品でもそうだけど、登場人物や店などの固有名詞のつけ方のセンスが抜群。いわしのなめろう・つみれ、なんてどうやったら思いつくんだろう。

2024/08/06

ハゲおやじ

私の好きな作家。4つの短編から構成。谷中の街で起きる事件を 鰯専門居酒屋の看板娘? つみれ と その兄の知り合い?竹田津が解決していく。東川ワールド全開で読ませてくれるが、ミステリーとしても堪能出来る…って 「ふざけ過ぎ!」と感じてしまう現実的な人には 当然 不向き。そもそも、つみれの名字が岩篠だからね~。この時点で爆笑だし よく思いつくよなぁ~。竹田津も完璧な推理では無いところも親近感が増すよね。これシリーズ化するのかなぁ。私は、烏賊川市シリーズの最新作を読みたいんだけど(って どうでも良いね)。

2024/03/04

きょん

谷根千エリアを舞台に、開運グッズショップ店長と女子大生がご近所の事件を解決する短編集。鰯料理専門店を営む女子大生の兄「なめ郎」と妹「つみれ」の掛け合いも楽しいし、深夜ドラマに向きそう。

2023/07/16

感想・レビューをもっと見る