ゴッホの手紙 改版 (角川文庫 リバイバル・コレクション K 35)
ゴッホの手紙 改版 (角川文庫 リバイバル・コレクション K 35) / 感想・レビュー
ダイキ
「私の実感から言へば、ゴツホの絵は、絵といふよりも精神と感じられます。私が彼の絵を見るのではなく、向かふに眼があつて、私が見られてゐるやうな感じを、私は持つてをります。」、「文章といふものはやはりその時の精神の現はれでね、殺してゐると殺してゐないとかいふことぢやない。つまりそつくり正直に出てくるんだよ。」、「ゴツホといふ人はキリストといふ芸術家にあこがれた人なんだ。(略)だから絵の中に美があるだとかさういふものが文化といふものかもしれないさ、だけどもしそんなものがつまらなくなれば、自分自身が高貴になればい
2015/05/08
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