狂骨の夢 (3) (怪COMIC)
狂骨の夢 (3) (怪COMIC) / 感想・レビュー
鱒子
kindle。わたしの個人的考えでは怪談話には不思議の余地はなく、全ては語り部の意に寄り添うものだと思います。謎&不条理 は飲み込むべきものだと。しかし刑事事件が絡んでくるとそうはいかない!訳がわからないくらい物語の糸が絡まってきました。これを紐解くあの人の登場を待ち望む構成、実に見事です。京極堂はよ!
2019/02/13
藤月はな(灯れ松明の火)
原作を読み、真相のあまりの惨さを知っている者としても宇田川先生が殺されてしまった事実はすごく、ショックです。伊佐間くんとあの出会いは確かに怖いです。あの場面だけ、ホラーじゃないかなと原作を読んでも思わずにはいられない。そしてきねさんが子豚みたいな愛嬌があって可愛いです(女性にとって「豚みたい」と言われるのはひどいことなのですが褒めていますよ)し、伊佐間君、意外とかっこいい・・・。そして榎さんが遂に木場さんのことを「修ちゃん」って呼んだよ!特に木場さんと榎さんの石田さんいじりの息の合い方がピッタリすぎます。
2012/01/22
つたもみじ
白丘が降旗に過去の出来事を告白するシーンから。教会には警察が。宇多川崇が殺され、朱美が逮捕されてしまう場面を目撃する伊佐間。関口家には石井警部が訪れ、数多の事件、それぞれが少しずつそれぞれに関わり、縺れ始める。後半の石井がちょろすぎて笑う。次巻ではそろそろ京極堂が京都から戻ってくるかな…。
2017/07/30
T.Y.
引き続き再読。白丘牧師の語る幼少時の体験―骨を集める神官との出会い。再び逗子へ釣りに来て、本尊もない奇妙な寺を見たりしていた伊佐間は、朱美の逮捕現場に遭遇する。朱美は夫の宇田川を殺したのだと…警察の目には怪現象等なかったことになり平凡な事件として片付きそうでありながら、細部は収まりのつかないことだらけ。意味不明なまま人が喪われた喪失感。この意味の間隙にこそ彼岸の影があり、全てを明快に語り直してくれる言葉の遣い手・京極堂を要請する。「通報したのは首なし屍体だ」とかマイペースに言っている榎木津が清涼剤。
2015/07/20
カラシニコフ
遺骨集めって、スティール・ボール・ランかよw神父のあれっぷりといったらw ★★★☆☆
2016/01/02
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