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狂骨の夢 (5) (怪COMIC)

狂骨の夢 (5) (怪COMIC)

狂骨の夢 (5) (怪COMIC)

作家
志水アキ
京極夏彦
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2013-01-30
ISBN
9784041205501
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狂骨の夢 (5) (怪COMIC) / 感想・レビュー

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鱒子

kindle。最終巻。解決編。金色髑髏、怪奇作家殺人、集団自殺、3つの事件の根は一つだった。神代 中世 現代、髑髏に取り憑かれた人々の想いが交錯してこんがらがった現状を、京極堂がバッサリと憑物落としします。ーー京極夏彦さんの練られたストーリー、志水アキさんの美麗な絵、見事な作品でした。

2019/02/15

藤月はな(灯れ松明の火)

映像化は不可能であるとされてきた本作品。しかし、志水アキさんは巧みなる描写によって真相を既に本で知っている筈の読者さえも欺き通すことに成功した。あの邂逅は読者一同が「あっ!」と言わされたに違いない。おめでとう、ありがとう!選民思想によって支えられたフロイトの精神分析と己を構成した土壌の齟齬による呪縛から解き放された降旗君、幸せになってね。やっぱり、あの真実は惨すぎますが朱美さんの最後の笑顔は本当に救いだと思います。どんなに偉大でも死ねば皆、同じ。その心が引き継がれるのは後世の者次第ということを実感します。

2013/01/25

カラシニコフ

実は狂骨が一番ミステリミステリしてるんじゃね?多くの願望と、多くの悪意と、多くの欲望が絡み合った物陰。しかし最後は、なんだかいい感じに悪夢から醒めたような、そんなここちよさ。 ★★★★★

2016/01/15

T.Y.

謎解きの集中する最終巻、といっても連載時に既読だけれど。降旗の衝撃を受けた表情などが強烈で、信仰を持ちたいが持てない者の苦しみが大変に印象的。昔原作を読んだ時の印象とはまた違って、そうした信仰を持てないで苦しむ者たちと、信仰を踏み外して暴走する者たちとの対比を感じたり。何はともあれ、シリーズ中でも映像化困難と思われた作品をよく漫画化に成功したこと。

2013/01/22

佳蘋(よし)

素晴らしいコミカライズでした。ただただ圧倒されます。原作より色々解りやすかった。

2013/03/07

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