姑獲鳥の夏 2 (怪COMIC)
姑獲鳥の夏 2 (怪COMIC) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
『狂骨の夢』同様、例の場面がどう、描かれるのかと思っていたのですが、なるほど、そうきましたか・・・。そして文章で醸し出していた事件の真相への煙の巻き方が絵や台詞にも応用されていて感嘆するしかありません。白黒写真の涼子の謎めいた儚くも妖しい美しさと久遠寺に関わっていた人々の恐怖の表情や事件の闇を覗かせる言葉がそれぞれ、事件の妖しさを引き立てているのが印象的。個人的に木場さんの敬礼シーンが拝めて嬉しかったです^^そして最後の関君・・・、どうしたんだ、関君!と言いたくなります(笑)
2014/01/27
T.Y.
前半は久遠寺医院での調査。その中で関口の胡乱な記憶も少しずつ解放されることに。後半、木場刑事が持ち込むのは久遠寺医院における赤子連続失踪事件。ここでようやく明確な刑事事件が登場。久遠寺家の呪いを解いてもらうべく関口が京極堂のもとへ走るところまで。コミカライズの巻数としてはこれで折り返し点らしい。涼子の儚くもただごとならぬものを秘めた雰囲気と、関口の特異な思い入れぶりの描写が、知っての上で読むとなるほどと思える出来で見事。
2014/01/22
せ〜ちゃん
★★★★★
2017/08/07
ミエル
関口の奮闘により事件が進み始める2巻。木場修も登場、役者が揃っていよいよ始まる憑き物落とし、拝み屋の出番が楽しみ。あんなに入れ込むからメンタルやられちゃうのに、関くんは真面目すぎなんだよね。サクサクと次作へ。
2019/05/18
つたもみじ
久遠寺の院長だけがイメージから大きく外れたキャラデザインで、まだ医者でやってるのに、産婦人科医として最も診てもらいたくないレベル。思いきったなぁw 謎の核心となる書庫のシーンはコミカライズの利点が出ていたと思います。視点の位置と、圧倒的な本、本、本。20年近くぶりに原作を再読した時も思ったけど、関口の無駄なアクティブさ…うーん。次巻はいよいよ京極堂の憑物落し。
2017/02/26
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