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青衣の人 (角川文庫 緑 216-10)

青衣の人 (角川文庫 緑 216-10)

青衣の人 (角川文庫 緑 216-10)

作家
井上靖
出版社
KADOKAWA
発売日
1956-03-01
ISBN
9784041216101
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青衣の人 (角川文庫 緑 216-10) / 感想・レビュー

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巨峰

その時、彼女には婚約者がいた。だから、2人は仲良かったもののそれ以上は進まなかった。7年の時を経て、彼女の歳のあまり離れていない姪の自殺未遂事件がきっかけで既に既婚者となった二人は再び出会う。昭和30年代が舞台。その頃の全ての男女がこうだったとは思わないが、何より精神的で静かでそして深い。そして、何よりも印象的な珠玉のクライマックスシーンがある。「仕事、仕事、仕事!俺たちは仕事をするために生まれて来たんだ。他の何をするためにも生まれて来てはいない。」そんな風に開き直れる分、男はまだいいのかもしれない。

2010/03/26

Kento Isikumada

女の子の自殺を止めてうんちゃらかんちゃら。

2014/10/07

kameyomi

読むものがなくて、本棚の奥から探したものを読みました。 昭和の香りが致します。

2020/10/15

むねくに

昭和の話ですね。ラストは「これで終わりか?」と最初落胆しましたが、時間とともに納得してきました。つまり「読者それぞれの想像で良し」ということかと解釈しました。またそう考えればラストの緊迫感がこの作品をより印象的にしているのだと思えます。映画化されてるようだが、観たいような観ないほうがいいような・・・。

2014/05/17

アキ

図書館で借りた本も全て読み、母の本棚の中で見つけた一冊。 最近読んだものじゃないから、オチがどうしても思い出せなくって今もう一度パラパラとめくったら、あーーー!。そうだ、だからどうしても思いだせないんだと納得。 従姉妹のれい子と暁子の関係が唯一この時代に読んでもわかるわかるとうなずけるものだったなぁ。

2010/11/07

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