戦国無頼 (角川文庫 い 5-9)
戦国無頼 (角川文庫 い 5-9) / 感想・レビュー
優希
面白かったです。主人公5人が時代に翻弄されながらも強く絡み合うのが印象的でした。
2021/03/13
河内 タッキー
戦国時代の侍といえば、主君のために惜し気もなく命を捧げるイメージだ。しかしここで登場する3人の侍は、そんな、命を投げ打ってまで尽くそうと言う考えはない。ただし逃げることはない。最後まで戦い、その上で生き続けようと思っている。佐々疾風之介も死ぬつもりはさらさら無い。死ぬことを恐れているわけではない。いつも負ける側に仕えてしまうが、なぜか死なない宿命を持っているようだ。そんな疾風之介が重症を負い死に瀕した時、自分に尽くしてくれる女性に生死を委ねられた。その時、生への執着が生じた。感動的だ。
2018/05/23
koryuuuuu
比較的堅めの文体の割には、感嘆符や疑問符など、記号が多用されていたように感じる。恐らく読みやすさを重視したのだろうか。 非常に面白い小説。主人公5人の運命は、時に大きな力に愚弄されながらも、深く深く絡みつき、時には読者の予想を良い方向に裏切ってくれる。読み進めるにつれ、驚きが重なる小説。お勧め。
2010/06/30
デンティスト
巨匠の本ですけど、なんだかまどろこっしくてなかなか前へ進めませんでした。
2010/01/26
私的読書メモ3328
4割ほどでリタイア。主人公各の男三人、ヒロイン二人のいずれにも共感も好感も持てず。当時の倫理観はよくわかりませんが、さっさと手籠めにしてしまわないのは不自然に過ぎて、あまりにファンタジーに感じられました。
2021/08/29
感想・レビューをもっと見る