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考える葉 (角川文庫 緑 227-17)

考える葉 (角川文庫 緑 227-17)

考える葉 (角川文庫 緑 227-17)

作家
松本清張
出版社
KADOKAWA
発売日
1973-08-01
ISBN
9784041227176
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考える葉 (角川文庫 緑 227-17) / 感想・レビュー

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Oni

時間がかかった割に飽きずに読めた、犯人気づくのが最後の最後でしたが・・・

2019/10/09

y_e_d

松本清張の凄みを存分に感じさせてくれる傑作。投げやりで無気力な凡人だった崎津弘吉が美沙子に惹かれつつ、徐々に主体的に行動するようになる転化の様子、幾重にも仕組まれた伏線の自然で鮮やかな回収、権力を正しく使えない腹黒さの描写・・・どれもこれも肩肘張ることなくサラッと読ませる技術は、今の流行りの書き手さんにはちょっとできないセンスかと思う。昭和30年代が舞台なので、そのレトロ感もいい。どういう頭脳を持ち合わせればこんな話が書けるのかと感嘆してしまう作品でした。完成度は「砂の器」に匹敵すると思います。

2017/07/21

Y Hoshi

若さを感じられる。清張さん若いときの作品かなと思ったら50歳過ぎだったよう。サラっとしていて大げさなところはなく、ちっとも説教っぽくない。自分で勝手に思い込んでいた、中年以上の人の文章のイメージと異なる。嬉しい。

2017/12/30

Yohei Kameya

面白い!!!

2022/04/24

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