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ぐうたら生活入門 (角川文庫 緑 245-6)

ぐうたら生活入門 (角川文庫 緑 245-6)

ぐうたら生活入門 (角川文庫 緑 245-6)

作家
遠藤周作
出版社
KADOKAWA
発売日
1971-12-01
ISBN
9784041245064
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ぐうたら生活入門 (角川文庫 緑 245-6) / 感想・レビュー

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かんらんしゃ🎡

★我がぐうたら生活はすでに老成の域に至る。PCと本と昼寝三昧。だから活動範囲は起きて半畳寝て一畳、畳はムレにムレている。これからまた甲子園だ。TV見ながらウトウトするはこの世の極楽浄土十万億土、あゝ快なる哉、快なる哉。と、やにわに「あんた、掃除の邪魔」極楽にも閻魔がいたわ。★遠藤周作の指南書ならお小言を回避する強力な護符になるかと思ったが、そんなうまい本があるわけない。狐狸庵先生のぐうたらとは無為無気力の生きざまではなく、皮肉混じりに社会を眺め、世人のバカさ加減を笑いながら生きる処世訓であった。

2022/07/30

奏市

こんなざっくばらんに好き勝手なこと書いて本になるのか。たしか著者の小説『ヘチマくん』の解説で、著者は糞尿話が好きだと暴露してあったが本当にその通り!控えめに言っても、この本全体の2割程度は糞尿話になっている。便秘症はケチな人がなるもので、なぜなら自分の物は外に出すまいとの心持ちの表れって、なんて斬新な発想!この本の読者の75%は気の弱い奴か、、言い当てられたな。でも、毎度ながら著者だからこその達観した人生観に勇気もらえる。あとがきにある著者の大好きなトルコのことわざが秀逸。「明日出来ることを、今日するな」

2020/06/13

金吾

読んでいて力が抜けるエッセイです。著者が書きたいことを自由に書いているから、クスッとなる部分が多いのかなと思いました。

2020/08/14

おじ

遠藤周作って「海と毒薬」「沈黙」とかでシリアスなイメージがあったけど、こういうのも書くんだ・・・大正生まれの人の話は表現の端々に時代を感じる。

2016/03/12

せり鍋

海と毒薬が好きだったので2冊目。タイトル通り。女性に厳しすぎない?笑 好きにぐうたらして気ままに怒ってみて、ここ怒るんだ、とか新幹線は風情がないとか、まあ私はこうだって言い切る人の話は聞いたり読んでて楽しいね。

2024/05/15

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