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恋愛論 (角川文庫 緑 250-7)

恋愛論 (角川文庫 緑 250-7)

恋愛論 (角川文庫 緑 250-7)

作家
吉行淳之介
出版社
KADOKAWA
発売日
1973-06-01
ISBN
9784041250075
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恋愛論 (角川文庫 緑 250-7) / 感想・レビュー

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佐島楓

淳之介さんはロマンティストでいらっしゃったのだなという印象を受けた。精神と肉欲の間のせめぎあい。それにプラス作家としての冷徹ともいえる興味、といったところか。

2013/02/19

双海(ふたみ)

恋愛論ばかり読んで恋愛しないというのもなんだかなぁと思わなくもない・・・。

2014/09/18

nobody

〈奥ゆかしさ〉という日本的美徳。逆用すると中身がないのをいかにもありそうに見せかける虚仮威しに利用でき、この手の物書きが専ら多い。しかもテーマが恋愛ということも手伝い、読者は達人・吉行の秘術に与ろうと、青木雄二に金儲けの裏技を求めるように期待するのだが、老舗ラーメン店が秘伝のタレを簡単に明かさないのと同様、吉行も安売りはしない。しかしまあ吉行も立花隆と同じメンタリティで、性の開放論者は不感症、成熟した女性には強姦願望があるなど、ちっとも新しくはない。作家らしく文学作品を引いてみたりするものの、後半になると

2022/11/05

馬場貴生

恋愛についてと言うよりも、性についての方が印象に残る。初版が昭和48年とあるから、その当時の風俗や文化が興味深い。しかし、基本的に男は変わらんものだな。と思う。だが、当時の女性は今よりも多少ロマンチックだった様子。読みながら「俺は昭和48年の恋愛論を読んで、どうなるつもりだろう」と数回は思った。

2013/01/25

まなまな

異性愛において、変な男とその変さに気づかずついていく女って構造は今もあるよね。なんでそんなことになっちゃうんだろう。なんで変な男って魅力的に見えるんだろう。

2023/08/01

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