こがね虫たちの夜 (角川文庫)
こがね虫たちの夜 (角川文庫) / 感想・レビュー
佐伯りょう
嵐の起こりそうな気配、そんな夜。人生を降りてしまった女が、青春を回顧する。彼女自身は、ただあの時代の空気を吸っていただけだ。ただ、その空気があまりにも濃密だったのだ。「四季・奈津子」の登場人物ケイをはじめとする五木寛之作品に欠かせない悪魔的な魅力を持つ女性の原点か？
2012/02/14
ipusiron
1998/7/19読了
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