剣ケ崎 (角川文庫)
剣ケ崎 (角川文庫) / 感想・レビュー
遥かなる想い
日韓混血の苦悩が 色濃く反映された 作品である。石見次郎が語る17年前の 剣ケ崎での 出来事 …兄 太郎と 従姉 志津子 の死の真相は 何だったのか …日本と韓国の若者たちの血の苦悩を 執拗に 著者は描く。 戦争の薄暗い影が 妙な緊迫感を 物語に与え、哀しみを 加速させている、 そんな作品だった。
2018/10/30
midokame
★★★★
丰
Y-20, 19700730, 19760630-8, 解説=久保田正文
2002/05/16
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