心のふるさとをゆく (角川文庫 緑 298-17)
心のふるさとをゆく (角川文庫 緑 298-17) / 感想・レビュー
さっと
古き良き日本文化を訪ねた旅行記。一貫して、作者の主観、嗜好が大っぴらに披瀝されている。曰く、拝観料をとって立派な建物をこしらえた寺には何の魅力もない。曰く、復元した天守閣には何も感じるところがない。曰く、津山ほどつまらない町はなかった。北海道は幸いにして取り上げられていないので、本を投げ飛ばすことはなかったけれど、以下の取材先が「ふるさと」の方は気をつけたほうが良い。金沢、篠山、鎌倉、結城・益子、津和野、松江・倉敷、佐渡、高山、若狭路、大和、飛鳥・吉野、角館、津山、嵯峨野・西山。津和野は行ってみたいねぇ。
2013/09/23
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