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青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60)

青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60)

青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60)

作家
横溝正史
出版社
KADOKAWA
発売日
1978-11-01
ISBN
9784041304600
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青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60) / 感想・レビュー

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北風

横溝先生にしてはハートウォームな話がてんこもりです。「青い外套を着た女」なんてどこかオドロオドロしい感じですが、ただの笑い話です。映画「ガス人間第一号」が、実は恋愛映画みたいなもんでしょうか。

2016/02/21

たか

表題作のほか全9編の短編集。探偵小説、ユーモアミステリ、恋愛もの、怪奇譚など、さまざまなジャンルの作品が集められている。由利先生の『木乃伊の花嫁』が良い。C評価

2018/02/17

Yu。

その恋が成就するか否かは貴方しだい… 本作は期待通りの偏愛・執念劇は勿論のこと、なんと爽やかさやコミカルさまでもが覗けてしまうバラエティに富んだ“恋心!?”が下地の9つの横溝ミステリ。お気に入りは、妄想世界を闊歩する一寸法師という不気味な存在に囚われた主人公の恐怖が描かれる乱歩風味の「白い恋人」。男の過去を暴く復讐劇に見せつつの…「クリスマスの酒場」。動機が素敵‥ たまたま居合わせた由利先生大活躍「木乃伊の花嫁」。‥‥横溝氏のちょいとお茶目な一面見てみたいという方に是非オススメしたい一冊。

2016/10/08

Kouro-hou

戦前短編集。シリーズ探偵モノや当時流行りのユーモア系、ロマンス系、怪奇系、翻案物などバラエティ豊かで横溝の短編集の中では粒が揃っている方だと思いまする。表紙は一見おどろおどろしいですが、よく見ると血ではなく黄色いのに注目。表題作もユーモア系です。一方由利先生モノの「木乃伊の花嫁」はタイトル通りおどろおどろしく、犯人は意外とまめまめしく、被害者がとてもとても可哀想で涙モノです。しかも探偵役を金田一さんに改変されてTVドラマ化もされた過去も有り、由利先生も可哀想です。

2014/08/17

Dげん

横溝正史の短編集。雑誌発表のまま埋もれていたものを集めたものらしい。ノンシリーズだけかと思いきや、急に由利先生が出てきたりと油断できない。ただあくまでも横溝ファン向けのもの(そもそも本書を手に取るのはファンだけだろうけども)

2020/03/31

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