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悪霊島(下) 金田一耕助ファイル19 (角川文庫)

悪霊島(下) 金田一耕助ファイル19 (角川文庫)

悪霊島(下) 金田一耕助ファイル19 (角川文庫)

作家
横溝正史
出版社
KADOKAWA
発売日
1981-05-15
ISBN
9784041304686
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悪霊島(下) 金田一耕助ファイル19 (角川文庫) / 感想・レビュー

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セウテス

下巻に入ると、様々な物事がサッーとテンポ良く動き出す。金田一の推理がいよいよ始まるのだが、何時も通り最後まで真相を明らかにしない。犯人や背景は、残念ながら伏線が語られるより遥か前に、こう言う事だろうと予測出来てしまう。終盤になり、金田一作品の名物とも言える大洞窟が現れ、思わずニンマリとなる。磯川警部の悲しい過去が、事件と関わって明らかになるという展開は、しみじみと心に残る。上巻で広げるだけ広げた怪奇設定が、きちんと説明されて収束するのは気持ちが良い。横溝作品の素晴らしさを盛り込んでいる、と思うと感慨深い。

2017/06/23

金吾

○後半話が一気に進みました。狂気を書かしたら横溝さんはすごいと感じます。ただ殺害の動機がわからないまま殺害された被害者もいると感じました。

2024/06/20

TAKA

今作は磯川警部が主役でしたね。まさかの展開で、警部が事件の鍵を握るとは。今回は時代背景も高度成長期だったのもあるかもしれないが警察陣の活躍もすごかった。昔映画でみたのと原作がこんなに違ってたとは思わなかった。岩下志麻の巴御寮人は狂気過ぎたのか。横溝さんには洞窟は必須アイテムです。

2019/01/29

yucchi

出ました!洞窟!やっぱりハラハラするのは洞窟内だよね!という事で、耕助さん(横溝氏)は洞窟マニアのようですね(笑) 犯人は割とすぐ解るかと。むしろ「完全捜査読本」の人物相関図を見ながら読んだので、「やたら◯◯◯◯型が多いな」と思っていた。だって私も好きなんだもん( ̄ー ̄) 物語的には次の「病院坂~」が金田一耕助引退作になるが、横溝氏の金田一耕助シリーズ最後の作品。次に書かれる予定だった等々力警部物、等々力・磯川両警部物も読んでみたかった。

2016/11/27

りょうこ

面白かったです!金田一耕助シリーズはまるわぁ(笑)孤島とか洞窟とか、もう!ワクワクする!中盤でほとんどの謎はわかってしまったが、それでもラストまで飽きずに読了!この勢いで積んである金田一耕助シリーズ読むかな。

2012/08/23

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