短小浦島 (角川文庫)
短小浦島 (角川文庫) / 感想・レビュー
karatte
異色短編集。どのくらい異色かというと、SF色が皆無に近い。小松左京の作品で、である。しかしそれで面白さが減じるかというと全くそんなことはなく、芸道小説4編に女シリーズと戯曲とホラーが各1編ずつ、文章力の高さは言うまでもないし、読みどころは多い。特に最後の「石」は、人に勧めるのも躊躇われるほどのその心理的不快感に、幾度も戦慄させられた。
2018/07/04
あつべよしき
小松左京はこんなものも書いていたのかという驚き。性にまつわる話が多かったが猥雑どころか上品というか地に足がついた感じがありなんだか大人だなぁと思った
2020/08/12
洪七公
既読本
1983/11/17
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