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こちらニッポン… 下 (角川文庫 緑 308-30)

こちらニッポン… 下 (角川文庫 緑 308-30)

こちらニッポン… 下 (角川文庫 緑 308-30)

作家
小松左京
出版社
KADOKAWA
発売日
1980-05-01
ISBN
9784041308301
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こちらニッポン… 下 (角川文庫 緑 308-30) / 感想・レビュー

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カムイ

この設定はスティーヴン・キングの【ザ・スタンド】を思い出すが、こちらの方が先である。地球上にいちぶの人間しか残らないのは同じであるが残った人は泥酔または意識朦朧しか残らないのはシリアスではないような気もする、設定もしっくりしないけど、ここで作者が絵描きたかったものは都市機能の脆弱性に警鐘をしているのだろう、電気の供給や水の浄化は自動化は有限なのだ、そこにはリアリティーがある今から50年前に書かれたのは驚きである。ストーリーは少し不完全燃焼かも結末も解らずじまいなのも消化不良であった。

2024/08/31

ミロリ

オチがズルい。目次の【船出ーー未完の終章】を目にした時点でちょっと嫌な予感はしたけれども。未完というがある意味完結はしている。その上で続きを読みたいものである。消え残りの人々はできるだけ集まって助け合う者もいれば、少数で生活する者もいるし、中には1人で自給自足をする者もいる。いつ何が起きるか分からないが、ゾンビが蔓延しているわけでもないし、人数的にも日本人の性格上でも出会った瞬間に殺し合いにならないから、自分がこのシチュエーションに遭遇してもなんとなく生きていける気もする。

2024/11/21

hiyu

読んでいて東野圭吾のあれかなあとも思い始めた。であれば結末は?と想像しながら読んでいたが、どうもそれとは異なったようだ。普通に考えてみて、仮に消え残りの人が一か所に集ったとしてもそれは終末を遅らせるだけに過ぎないかなあ。

2018/11/04

jupiter68

最後は解決しないんだね。途中はなんだか間延びした。

2017/11/13

かじ

消え残ったわずかな人たちの間でも争いごとが起こってしまったり、動物園の動物を檻から逃がしたり、電気が止まり、地震が発生と次々と問題が発生します。これからどうなるんだろう?と期待してページを進めていったけど、このオチには流石にがっかり。

2016/08/11

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