鮮やかな男 (角川文庫 緑 310-7)
鮮やかな男 (角川文庫 緑 310-7) / 感想・レビュー
RED FOX
「多忙といわれた男」「非常口の男」「百二十点の男」など企業戦士にまつわる昭和50年の短編集。大作の多い経済小説の元祖?にしては小ぶりではありますが、短編らしくテーマは鋭くえぐい♪愛人さんが当然のようにいたり(それなりに隠すが)、時代を感じますが、がんばる男、出来る男、考え抜く男、達に襲いかかる事件とその顛末が面白い。エンディングはなんとも言えない哀愁を感じて泣けます(>_<)
2016/03/21
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