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金属音病事件 (角川文庫 緑 312-8)

金属音病事件 (角川文庫 緑 312-8)

金属音病事件 (角川文庫 緑 312-8)

作家
佐野洋
出版社
KADOKAWA
発売日
1975-01-01
ISBN
9784041312087
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金属音病事件 (角川文庫 緑 312-8) / 感想・レビュー

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ヨーコ・オクダ

SF系短編7本。それぞれ、特殊能力、冷凍人間、脳の培養、性転換等々のネタを展開したストーリーなんやけど、佐野センセのこだわりなのか、女性or女性っぽい形をした生物?とそこから発するニオイを特徴づけている作品が複数アリ。でも、うちのお気に入りは女性のニオイが無関係の「F氏の時計」w仕事でも生活でも、何か壁にぶつかった時にずっとそこに留まってしまい、前に進めないという不器用な男が、それを克服するためにけったいな方法を取り入れ…。周囲の人間にとっては厄介なその克服法。最後に待ち受ける皮肉な結末が何とも言えず。

2022/04/19

コマンドー者

佐野氏のSFミステリー短編を集めたもの。佐野氏らしい小気味良い切れ味の秀作短編が並ぶ。しかし収録作品は他の佐野氏の短編集で既に読んだものが殆どだった。

2024/03/27

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

☆×4.5…SFミステリーと、純粋SFと。何作品かは再読です。個人的に面白いなと感じたのは表題作かな。これは一応事件が絡んで犯人が露見したあとにある人が取った行動が実に「頭がいいな」と思わせてくれるのです。確かにそうすれば患者にとっては…それと「異臭の時代」もなんかいつの時代かこう言うことになりそうな気がしてちょっと恐ろしいな、と感じました。

2012/03/18

Mattsu

某施設にあったので、時間つぶしに読んでみた。1975年頃の作品らしい。短編集であり、「SF」と言ってもいいかもしれない。シュールな結末が多いが、なんとなく”時代”を感じることができ、それなりに楽しめた1冊でした。

2010/11/04

llll'

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2017/07/20

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