地下球場 (角川文庫 緑 312-19 小説・プロ野球 2)
地下球場 (角川文庫 緑 312-19 小説・プロ野球 2) / 感想・レビュー
ヨーコ・オクダ
「10番打者」の続編。今回は、例の調査機関側からの描写ではなく、当時のプロ野球状勢上の事件等の裏側には、某組織の力が関与しているかもよー的な描き方。実際の成績、記事等も交えた3つのトピック。巨人の川上監督の手帳を狙うネタ、メジャーリーガーを色気仕掛けで日本の球団に移籍させるネタ、新聞、雑誌等を賑わすゴシップネタが選手たちに与える影響ネタ。調査機関が扱う話として1番しっくりくるのはやっぱり最後のネタよね。この影響を逆手にとって、ゴシップから選手の調子をコントロールできるかどうか！？興味深い。
2023/08/24
感想・レビューをもっと見る
