秋のわかれ (角川文庫 た 5-22)
秋のわかれ (角川文庫 た 5-22) / 感想・レビュー
優希
おせいさんのジュブナイル小説。些細な恋をユーモアを交えて描ているからこそ輝く青春がありました。年頃から不器用な恋になってはいますが、その想いを楽しむ少年少女が可愛らしいと思わされます。
2018/06/21
n
田辺聖子らしさが散りばめられてる少女小説 ちょっとませてて、色々考えてて、悩ましくもユーモアたっぷりの女の子像が楽しい作品
2019/11/12
ひとみ
田辺聖子のジュニア小説。好きな人のことを想ったり、困った家族に振り回されたり、傍目には些細なことでも当人たちにとっては大問題だらけな日常をユーモラスに描いた短編集。恋をしながらそれがちっともサマにならい可笑しさは、今の時代でもいとおしい。恋愛の成就よりも、恋している状態を一人で慈しみ楽しむことに焦点が置かれている所が、田辺さんらしくもあって、大人っぽい。
2011/11/14
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