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田辺聖子の小倉百人一首 上 カラー版 (角川文庫 た 5-25)

田辺聖子の小倉百人一首 上 カラー版 (角川文庫 た 5-25)

田辺聖子の小倉百人一首 上 カラー版 (角川文庫 た 5-25)

作家
田辺聖子
出版社
KADOKAWA
発売日
1992-12-01
ISBN
9784041314258
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田辺聖子の小倉百人一首 上 カラー版 (角川文庫 た 5-25) / 感想・レビュー

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双海(ふたみ)

高校生のころに百人一首を暗記しました(させられました)。当時は半ば嫌々やっていたのですが、今になって思い返せばあのときにきちんと頭に入れておいてよかったなぁ、と思います。ふと口について出てくる歌も百人一首のものが多いです(でもそれは他の歌集の暗誦を怠っているということにもなるんですね・・・)。

2015/02/01

俊一

何故、この百首なんでしょうねぇ。1首ずつ、田辺聖子さんが解説してくれています。実は作者は違うとか、なかなか興味深いものがありました。好きな人は好きなんでしょうね。残り50首、年内に読みたいなぁ。個人的には、原文そのままで、包みこまれるような雰囲気で読んで、その後、田辺さんの解説を。未だ未だ、古典を味わうのは、難しいのであります。

2020/09/22

舟華

競技かるたはしないけれど百人一首の調べが大好きで、我が作品にも用いさせてもらっていることもあり、百人一首関連の勉強はボチボチしてきたし、書籍もボチボチ読んできた中で、田辺聖子さんのこの本が一番艶っぽい。色気がムンムン。百人一首の解説だけではなくて、その時代考証だったり豆知識だったりが豊富で本当に面白かった。 ◆他のものと比べたりしながらじっくり読んでいるので下巻をいつ読み終えるかは分からないけれど、隅から隅まで味わいつくそうと思う。

2020/01/10

coco.

田辺聖子さんの関西弁混じりの解説が和歌の故郷の地方の空気と馴染み、妖艶な貌を描くのが特徴的な岡田嘉夫さんの挿絵が目を引く百人一首の入門書。岡田さんの絵は、日本人形家のホリ・ヒロシさんの作品を思い出す。定家以前の奈良時代の和歌は、実は定家の手で公家風に語感をアレンジされていたもの。原文の方がわかりやすく口説くない仕上がり。古典から抜粋された逸話を元に読み手の人生の結末、百人一首の由来の食べ物を知れるので読み解きやすかった。歌合で最終決戦に選ばれた二首を順に並ばせている配置が因縁めいたものを感じる。

2013/03/16

野の花

合間合間に入っている挿絵が素敵。 作者と背景など詳しく書いてありわかりやすく読みやすい。

2018/06/30

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