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歌がるた小倉百人一首 (角川文庫 た 5-53)

歌がるた小倉百人一首 (角川文庫 た 5-53)

歌がるた小倉百人一首 (角川文庫 た 5-53)

作家
田辺聖子
出版社
KADOKAWA
発売日
2004-11-01
ISBN
9784041314326
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歌がるた小倉百人一首 (角川文庫 た 5-53) / 感想・レビュー

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takaC

周期的にやってくる百人一首熱。今回は中学生の末息子が年明けのカルタ大会に備えて覚えなきゃと言うので何首知ってるか訊いたら一首も知らないとの事に驚いたのがきっかけ。父は中2なら百首全部覚えてたぞ。ちなみに最初に覚えたのは72番祐子内親王家紀伊「音に聞く・・・」だよ。だってタカシの浜だから。ありゃ?本の感想何も書いてないね。百人一首本の中では結構面白い本だと思うよ。読みやすいし。

2015/12/31

メルト

百人一首の入門書としていい作品を選べたと思う。百人一首の歌と現代語訳はもちろん、その歌の説明やそれに関連した他の古典文学作品の紹介もあって、読んでいて面白かった。何よりも、田辺聖子さんだから説明文が説明くさくなく、スラスラと読めた。僕は古文の勉強が得意ではない、というか苦手だけど(助動詞が覚えられない!)古典作品の面白さがすごくよくわかった作品だった。僕のお気に入りは大江千里の「月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど」という作品。言葉遊びの中にある哀しさがリアル。

2018/04/27

真理そら

再読。聖子センセがサダ子さんとイエ太くん(二人合わせて定家さん)に一首ずつ丁寧に分かりやすく解説してくれる形式なので読みやすい。優しい語り口調なのでお正月には繰り返し読みたくなる。

2019/01/05

みけ

中学生の時に勉強して以来殆ど触れる事なかった百人一首。当時は使い慣れない言葉と、あまり縁のない雄大な自然の風景に特になんの感慨もなく勉強しただけだった。でも今改めて読み直すと、こんなに美しかったのかと感動。センスも知識も無くて、意味のわからない歌もあったけれど、とにかく日本語の音、リズムが心地よく美しい。田辺さんの解説もわかりやすい。秋の歌に好きなものが多かった。歌われる紅葉は、私が見た事あるものよりきっとずっと鮮やかで美しい。

2018/11/04

何を言っているんだと思われるかもしれませんが、藤原定家に感謝したいと思いました。少しずつ覚えよう。

2016/03/29

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