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成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2)

成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2)

成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2)

作家
高木彬光
出版社
KADOKAWA
発売日
1973-07-01
ISBN
9784041338025
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成吉思汗の秘密 (角川文庫 緑 338-2) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

1957年、入院中の東大助教授・神津恭介が作家の同級生・松下研三からもちかけられた「義経=ジンギスカン」説を解明しようとする、『時の娘』日本版。謎の行方よりも、39歳独身の神津の恋愛(?)の行く末が気になる。実際のところ、トンデモ説は否定されるしかないが、過去に多くの人がロマンに浮かされただけのことはあって、歴史ミステリとして楽しく読める。ところで結局、鎭子さんとはその後どうなったのか。終章はあくまで追加分。発表当初の通りに、ラストの手前の章で終わっておけば、余韻のある作品だったろうという説に同意。

2021/09/16

はらぺこ

自分には言葉や説明自体がややこしかったりしましたが、こういうのは好きです。 眉唾物なのかも知れませんが、源義経と成吉思汗の符合する事柄を知るのは読んでて楽しかった。でも、井村助教授が最終的に納得したポイントには『そこ?』って感じでした。最終章の説はアホな自分にはチンプンカンプンでした。 想像もつかなくて調べた作中の言葉:「マンマンデー」慢慢的。ゆっくりしたさま。 「マッカーサー年齢」精神年齢が12歳の事かなぁ?結局調べても分からんかった。 

2012/02/29

ピッポ

【再読】源義経=チンギス・ハーン説を推理する歴史ミステリー。神津恭介の検証・推理は緻密で非常に興味深く、さもありなんと引き込まれた。真偽のほどはともかくとして、この種の歴史ミステリーの魅力である壮大なロマンが存分に堪能できる作品であった。

2017/10/10

山田太郎

再読。確か高校生の時読んだ記憶があるんだけど。全然覚えてないのは、当たり前として、もう少し厚くてもう少しすっきり解決した覚えがあるんだけどな・・・・・文章が固いというか読みにくいというか。慣れたらくせになるとフォローしとく。

2013/10/01

カムイ

再読、義経がチンギスハーンではないかと検証する神津恭介、ひょんな事で入院し暇なので、義経伝説を取り上げる、いや〜、参りました、唸るしかない、歴史をこんな解釈するのは歴史好きにはたまらない、くだらない教科書歴史何て読んでるだけ時間を無駄にしている、推理小説としては最上級だ、最後の伊豆での内容は義経の魂が帰る事が出来たのかな、義経とチンギスハーンでは時代はずれているが、義経の孫辺りだとありえなくもない推理小説では最高のできだ星は付けるのはしません、これを読まずに義経を語る無かれ。

2019/07/19

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