誘拐 (角川文庫 緑 338-4)
誘拐 (角川文庫 緑 338-4) / 感想・レビュー
moka
法廷推理小説の先駆け。迫力のある法廷シーンから始まる。二つの事件がうまく纏まり、どんでん返しがあって楽しめる。頭の切れる百谷夫妻の指摘で初めて気づいた事件の穴。そう来たかー!思いつかなかったわ。時代が違うからか、被害者の両親に対する刑事の言葉がたまに不快というか不信といか…。家の中が静まり返っていると「まさか殺されたんじゃ?」とかまだ望みがあるのに「ぼっちゃんの仇を討つつもりで」って。うわーひどい。
2012/02/02
ぱっくり
再読、三読。目新しさはないが、楽しめる作品。
2009/01/03
感想・レビューをもっと見る