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連合艦隊ついに勝つ: ミッドウエー海戦からレイテ海戦まで

連合艦隊ついに勝つ: ミッドウエー海戦からレイテ海戦まで

連合艦隊ついに勝つ: ミッドウエー海戦からレイテ海戦まで

作家
高木彬光
出版社
KADOKAWA
発売日
1976-07-01
ISBN
9784041338216
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連合艦隊ついに勝つ: ミッドウエー海戦からレイテ海戦まで / 感想・レビュー

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TheWho

無謀な戦争であったと認識される太平洋戦。しかしミッドウェー海戦、第一次ソロモン海戦、第三次ソロモン海戦、レイテ沖海戦の4つの海戦で戦術の誤りが無かったら?と云うキーワードで推理小説の大家の著者が綴ったSF歴史IF戦記。物語、戦史雑誌の編集者の主人公が、太平洋戦争時にタイムスリップをしてしまい、海軍参謀らに戦史をレクシャーし4つの海戦を勝利に導く。しかし一時的な局面で勝利しても、大局的な勝利には導かれなかったと云う結びであった。詳細な戦術を実証しながらの物語は、現実感をも彷彿とした興味深い一冊です。

2017/09/14

錯乱坊

かなりまじめな架空戦記物です。太平洋戦争でポイントとなる海戦をこうしていればの視点で書いていますが、最終的には歴史を変えることができない(復元力が働く)で終わっています。そういう意味で、歴史改変ものSFと言った方が正しいかも。

kenpapa

再読。歴史if物。活躍する事なく沈んだ戦艦大和が敵艦を撃破する様は心躍る。それでも大きな歴史の流れは変えれない。儚い夢の話です。

2021/08/11

三毛招き

読んだのはワニ版。架空戦記というジャンルのない時代のSFだが架空戦記の元というか「あ、これあの作品のルーツだ!」ってのがいくつもある。……しかし、昔の国産SFってセックスシーン挟むの好きよねぇ。

2020/06/08

アヴィ

多彩な才能の持ち主だった本作作者は こういう作品でも手を抜かず、極上のエンタメに 仕上げてきます 先の大戦の帰趨を決する4つの海戦での戦い方が 違っていたら。ミッドウェーであれば、爆弾の換装や出撃のタイミング。レイテであればそのまま徹底的に米軍を叩いていればなど。 小ネタとして主人公が名乗る名前が作者のクライムノベルの傑作白昼の死角の主人公の名前とか 同伴女性が何気なく口ずさんだラバウル小唄に その歌はこの時代ではまだ作られてないとか、色々楽しい

2024/08/03

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