邪馬台国の秘密 改稿新版 (角川文庫 緑 338-51)
邪馬台国の秘密 改稿新版 (角川文庫 緑 338-51) / 感想・レビュー
はらぺこ
もう分からん・・・。邪馬台国なんか何処でもええわ・・・。無くてもええし・・・。あー、疲れた。九州に住んでる人なら地理や地形に地名など把握し易いと思うので楽しめるんじゃないでしょうか。宇佐神社には行ってみたい。
2012/03/03
kagetrasama-aoi(葵・橘)
高木彬光作品、登録第十八作目。名探偵神津恭介シリーズ、長編の第十一作目。前作「死神の座」から十数年を経て上梓された神津恭介もの。東大医学部を退き六十代になっています。「成吉思汗」の続編(?)と言えるのかな?入院した神津恭介が松下研三の助けを借りてベッド・ディテクティブするスタイル。邪馬台国がどこにあるかを推理しますが、成吉思汗よりインパクト欠くのは仕方ないかなぁ……。「魏志倭人伝」を丁寧に読んでいく姿勢は恭介らしいなぁって思いました。結論はびっくりするような新説!ではありませんでしたが、(続く)→
2019/08/27
とも
★★★成吉思汗の秘密に比べると、格落ち。
2013/02/05
紫
二十数年ぶりの再読。初読時はこっちも若かったから感銘を受けたのですが、いまになって読み返すと素直に楽しめない本でした。初めに「魏志倭人伝」の記述通りに道程を進め、行き詰まってからは従来の説の前提を見直し、オリジナルの解釈に従って邪馬台国の所在地にたどり着くまでの手際はまことに鮮やか。読み物としても面白く読ませてもらえます。問題なのはことあるごとに歴史学者や学会に対して罵倒を始めること。この手法が梅原猛、井沢元彦を経て、現在のトンデモ歴史家連中が継承したかと考えると功罪半ばする一冊なのであります。星3つ。
2020/02/08
もぐもぐチョビたん
神津恭介シリーズ(=^ェ^=)当時の地形と現在の地図を検証して推論を進めていくのは興味深く読めたし説得力もあり、なるほどと思ったけど我田引水が全くないとは言えないかな。邪馬台国に関しては正確な情報が少なすぎてちょっとインパクトが弱い印象。義経の方が好きだな(^O^)
2015/10/20
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