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私の殺した男 (角川文庫 緑 338-75)

私の殺した男 (角川文庫 緑 338-75)

私の殺した男 (角川文庫 緑 338-75)

作家
高木彬光
出版社
KADOKAWA
発売日
1987-12-01
ISBN
9784041338759
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私の殺した男 (角川文庫 緑 338-75) / 感想・レビュー

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ヨーコ・オクダ

短編8本収録。表題作はドラマ映えしそうな感じ。タイトルから推察できる部分のからくりは容易なんやけど、指名手配犯の妻が語る真相が意外で…。逆に、小説映え?で気に入っているのは「ある轢死」かな。昔の時代背景、主人公の持つ後ろ暗い部分が作用した人生の転落劇。ひき逃げに始まり、ひき逃げに終わる。仕返しのつもりが仕返しにならなかった無常、皮肉っぷりがなんとも言えず…。松下クンが登場する、ちょっとユーモア系のも1本あったけど、そちらはあまり好みではなく。

2023/09/23

りんご

古本屋で表題作に惹かれて手に取った。表題作が一番面白く、意外なトリックや犯人で楽しめた。あとは、「謎の下宿人」はヒッチコックのイギリス時代の傑作「下宿人」の不気味さがあり、「ある轢死」はサガ的な皮肉さ、「はったり人生」は戦後すぐなら山師でも実業家と言えたのかなという感慨もあり楽しく読んだ。

2020/12/24

Mayumi_M

青チン騒動にまさか神津先生がご出馬なんて事態になるのか?と思ってる時が一番サスペンスだった。

2019/02/07

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