重力地獄 他十篇 (角川文庫 緑 357-16)
重力地獄 他十篇 (角川文庫 緑 357-16) / 感想・レビュー
H masa
SFコンテスト入選の「下級アイデアマン」を含む初期作品集。何篇かは既読だが、ずいぶん前に読んだということもあって大半はすっかり忘れていたが、読んでいるうちに何か懐かしい感じがしたのも確かである。読み返してちょっと意外だったのが、綿密に考えられた異星人の設定。チャド・オリヴァーやジェイムズ・ブリッシュ、ジェイムズ・ホワイトなどの50年代作品を思い出すとともに、これが〈司政官〉シリーズへもつながっているのだなと感じた。
2019/11/06
洪七公
既読本
1982/02/10
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