地獄の才能 (角川文庫 緑 357-24)
地獄の才能 (角川文庫 緑 357-24) / 感想・レビュー
そうたそ
★★★☆☆ 眉村卓のジュブナイルもの。発表された時期が時期だけに古臭さは感じる。異常な能力をもった悪の組織のアジトに侵入するといったような、昭和の特撮ドラマを思わせる設定も含ませながら、妙に宇宙人などを絡ませているあたりSFであったりもする。中途半端といえばそれまでだが、ジュブナイルだからいいんでなかろうか。突飛な展開はなく、無難なおさまりを見せるため、読後感はあっさり。眉村卓のジュブナイルにしては特別出来がいいとは思わないし、他にもっと傑作があるとは思う。たまにこの古臭さが恋しくなって読んでしまう。
2013/09/24
キャッスルロック
頭脳明晰、身体能力抜群の転校生には大きな秘密、そして恐怖の計画があった…というパターンが眉村卓氏のジュブナイル小説。確かに数十年前に書かれ、時代のズレなどがあり古さは否めないけど、そこも楽しむのがぼくの流儀なので、長年読みたかった本書を読めただけで満足です。
2020/11/15
はる@夏の霜
たぶん初読み。(秋元文庫と朝日ソノラマは中高生時に読みまくったけど、角川はあまり読んだ記憶無し)いわゆる”ジェブナイル”。あれこれツッコミどころはあるけれど、あの頃はこれが通用したのかな。
2013/12/07
洪七公
既読本
1983/02/10
やぶやぶ
★3
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