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ねじれた町 (角川文庫 緑 357-27)

ねじれた町 (角川文庫 緑 357-27)

ねじれた町 (角川文庫 緑 357-27)

作家
眉村卓
出版社
KADOKAWA
発売日
1981-01-01
ISBN
9784041357279
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ねじれた町 (角川文庫 緑 357-27) / 感想・レビュー

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KANEO

眉村さんのジュブナイルSF小説。眉村さんの若年層向け作品ははじめて。とても読み易くて一気に読んでしまった。 終盤のQ市の真相が少々強引に感じたけれど、そこは若年層向けだしとやかく言うのは無粋ってもんだよね。 アクションシーンも多いので小中生の頃に読んでいたらもっと楽しめたのだろうなあと思うと少し残念な気持ちになってしまった。 主人公と行動をともにするようになる太刀川君、いいヤツだね。

2014/05/03

30年近く前に読んでいた本を、何となく再読。時空と物理法則がねじれて、意志力次第で超能力まで使えるQ市に越してきた男子中学生の奮闘譚。ある意味、これもセカイ系と言えるのかな? 「涼宮ハルヒ」を読んだ直後に手にしたことに、妙な繋がりを感じた(笑)。主人公が革命の旗頭に祭り上げられたり、うまくいかなくて糾弾されたりと、なにやら「幻魔大戦」めいた人間心理の炙り出し方が好み。個人的には眉村ジュヴナイルなら「ねらわれた学園」や「閉ざされた時間割」「なぞの転校生」などの方が無難に好みだが、これも外せない秀作。

2019/02/07

洪七公

既読本

1983/04/24

hiloaki

伊坂おすすめの1冊なので読んでみました。十代までの(ジュブナイル?またまたわざわざ横文字ですかw イツカラ?シランケド)っていうけどおもしろいのはおもしろいですよね。初眉村卓ですが50年くらいまえにTVでお世話になってたんですね。1965年のスーパージェッター。そういえば昔(私でいうところのですが)はどれ見ても主人公の中高生がみんな“ええとこ”のぼっちゃん、おじょうちゃんみたいなしゃべり方をしてて、マンガも実写もみんなこれに出てくる行夫や千恵子みたいな感じの会話やったなぁと懐かしく思います。

2016/06/20

Punk!Punk!Punk!

ブックオフの100円コーナーで見つけ、懐かしさの余り 購入。何だろう、ジュブナイル小説って子供向けとかと思って、中学を境に読まなくなった。でも結局推理小説とか純文学以外の小説って、娯楽であって 漫画読むのと変わんないと思う。広義では読解力や想像力を向上させる事が出来るかも知れないが、個々の本からは単なるドラマ性を楽しむのがいい所。だからこういったジャンルを下に見ていたこと自体が(いい例が赤川次郎)未熟なんだなと思った。で、本書だが読み始めるとなんか甘酸っぱい想いが湧き上がってきて、一気に読んでしまった。

2014/11/20

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