悪人志願 下 人生はすべて演技だ編 (角川文庫 緑 360-6)
悪人志願 下 人生はすべて演技だ編 (角川文庫 緑 360-6) / 感想・レビュー
まつうら
(上巻の続き)「浮沈六十年」と題する番匠銀之助の半生記がしばしば作中で引用される。そして引用されるたびに梶山節が唸り、書いてあることは綺麗ごとでウソっぱちばかりだ!と銀之助の数々の悪行を暴露していくのはおもしろい。そして最後に、この半生記は著者が書いたもので、自身の著作をウソっぱちと詰りながらこの作品が執筆されたのだという、とてもお見事なオチに笑ってしまった。でも堤康次郎が築いた西武王国や、箱根山戦争で五島慶太と火花を散らすエピソードには触れられずに物語が終わってしまった。期待していただけに残念。
2022/11/16
ミアロ
これある議員をモデルにしてるんだぁ こんな国会議員嫌だ
2009/02/12
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