ぽるの日本史 (角川文庫 緑 360ー46)
ぽるの日本史 (角川文庫 緑 360ー46) / 感想・レビュー
文也
性に関する古今東西の逸話を、著者が蒐集した膨大な資料と実体験をもとに紹介した本。梶山季之というと徹底した取材と資料収集で知られていたらしいが、なるほどと頷く情報量。面白いのが、結構な頻度で自らの体験をもとに綴っている箇所があるんだけど、現代の売れっ子流行作家が今同じような事を書いたら文春コースだろうなあ、という内容で、当時は大らかな時代だったんだなア。
2017/04/21
てらさか
再読。思えばこの本から梶山作品に触れたのでした。懐かしくなったり、また勉強になったり。
2024/07/13
MIRACLE
「(私はポルノ小説を書くとき)自分の目で見聞きしたものでなければ、材料として採り上げない(という戒律を課した)。たとえば、日本のポルノ作家で、女性の同性愛―レスビアンを取り上げたのは、私が最初だと思うが、この場合も、レスビアンの愛し合い方を見学するまでは、筆をとらなかった」(101ページ)。「飛行機が墜落して、即死するかも知れない身の上であるのに、眠れば、明日も息をしていて、目覚めると思っている。」(272ページ)
2011/08/08
丰
Y-20
2005/09/09
つちのこ
角川文庫版。1980年頃読了。
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