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殺意の盲点 (角川文庫 緑 365-11)

殺意の盲点 (角川文庫 緑 365-11)

殺意の盲点 (角川文庫 緑 365-11)

作家
森村誠一
出版社
KADOKAWA
発売日
1976-01-01
ISBN
9784041365113
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殺意の盲点 (角川文庫 緑 365-11) / 感想・レビュー

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ジャム

子供を轢き殺された夫婦が真犯人を執念で追い詰める表題作「殺意の盲点」他、ミステリから社会問題、男女の愛に至るまでバラエティ豊かな全11作の短編を収めた作品集。ミステリ的にお気に入りはタクシーの商品配達に目をつけた男が復讐のため盗みを企てる「ゴマメの復讐」のどんでん返し。ミステリではないですが、雪山の男たちの友情の美談の裏側に潜む物語を描いた「堕ちた山脈」、アイドル歌手に贈り物をする純情な工員の結末がやるせない「シジフォスの刺した人形」などが良かった。高度経済成長期の物語集として全体的に興味深かったです。

2015/10/20

雲國斎

短編集だね。

1980/08/29

こぎん

1978/9/26読了

2013/06/11

ipusiron

1997/8/9読了

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