ボビーに首ったけ (角川文庫 緑 371-11)
ボビーに首ったけ (角川文庫 緑 371-11) / 感想・レビュー
たまきら
おお、懐かしい!本棚の奥から出てきました。中学・高校時代この人の無機質な文章がすごく好きでした。表題はアニメ映画になり、吉田秋生のデザインで素敵だったなあ。最後に納得がいかなかったけど。デザインした吉田さんもそうだったみたいで、何かにぼっろぼろにけがしてる彼が友人たちに囲まれて笑ってる絵を描いてて、救われたのを覚えてます。
2015/12/18
東森久利斗
クールでドライでダーク、簡潔、無機質、無味乾燥、洒脱、カロリーゼロ、ラノベテイストなハードボイルド散文詩。見た目は綺麗で穏やか、意外と深くて冷たい、底が見えない海のよう。疾走感、爽快感を感じられないのは、バイク乗りではないから? 手紙、ラジカセ、ブルージーンズ、アナログな小道具が効果的。表題作「ボビーに首ったけ」は、宇崎竜童の音楽が印象に残る角川アニメ「カムイの剣」と同時上映、アニメ化。ビックリ。1980年代、角川文庫、片岡ブームの象徴。「どしゃ降りのラスト・シーン」がベスト。
2024/08/02
Kaz
表題作を含めた短編集。作品の1つ「彼のお気に入り」という短編が一番のお気に入り。ハッピーエンドではないけど、印象に残るストーリーでした。
1984/07/08
のりじゃん
映画になった時に読む
み~しゃ
暇つぶしには丁度いい
2012/07/04
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