湾岸道路 (角川文庫 緑 371-32)
湾岸道路 (角川文庫 緑 371-32) / 感想・レビュー
背番号10@せばてん。
1991年6月27日読了。84年公開の映画の主なキャストは、草刈正雄(当時32歳)、樋口可南子(当時26歳)。あらすじはもちろん、忘却の彼方。(2023年2月27日入力)
1991/06/27
どぶねずみ
新聞の紹介文を読んだ時にてっきり駆け落ちの話かと思った。仲良かった一夫婦が突然の夫の申し出によって離婚し、その夫はハーレーでさすらいの旅に出て音信不通になる。妻もバイクの免許を取得して、元夫と同様にちょうど一年後に同じ型のハーレーで、同じ場所からさすらいの旅に出る。なぜ元夫は離婚してまで旅に出たのか? その理由もわからず、意味不明な内容だった。
2016/10/08
rakim
昭和感、とよく言うけれど、昭和は戦前・戦中・戦後と全く異なってしまった3つのダイナミックな日本の風潮を包括した時代。これは戦後に生きた若者の「自由」を模索している時代の物語だと思う。時代の移り変わりとともに、男女間の力関係も変化していく感覚。これが書かれた時は斬新な小説だったのでしょう。touristじゃなくてtravellerになりたい・・・ような感覚。前半はもう少し短い方が、片岡さんのイメージですが。(積14/36)
2016/07/13
たーくん
男はオートバイでいなくなった。女もいなくなった。
2010/11/17
sakase
超簡潔な文体に詳細な情景描写。 かっこいいとされる若者の大変な人生。ご苦労様。
2020/07/06
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