きみを愛するトースト (角川文庫 緑 371-65)
きみを愛するトースト (角川文庫 緑 371-65) / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
エッセイや小説、本の紹介など片岡さんが書いたいろいろな文章が収録された本。ややまとまりがないが、かえってこの作家の個性が鮮やかに浮かび上がってくる。自分の少年時代の思い出を語った「幼い頃の自分について語る」が一番面白かった。小学校の時は、ほとんど学校に行かずに遊び呆けていたそうだ。ちょっと信じがたいが終戦直後は大らかなところがあって、学校に行かなくても、とがめられなかったのだろうか。私も学校が大嫌いで、さぼったり不登校したりしていたので、この行動にはいたく共感できた。
2018/08/18
りんご
エッセイだけでなく物語も含む、片岡さんの思いのままのショートショート。気持ちよく生活するとはどういうことか、片岡さんの視点で綴られてます
2024/03/25
TAC
89年読了
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