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怪人オヨヨ大統領 (角川文庫)

怪人オヨヨ大統領 (角川文庫)

怪人オヨヨ大統領 (角川文庫)

作家
小林信彦
出版社
KADOKAWA
発売日
1974-10-30
ISBN
9784041382028
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怪人オヨヨ大統領 (角川文庫) / 感想・レビュー

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セウテス

オヨヨ大統領シリーズ第2弾。〔再読〕大沢ルミ3部作の2作目で、小6の夏休みの出来事。今回もテレビ作家のパパのおかげで、4個のダイヤを巡る冒険に巻き込まれる。前作の祖父に代わり、名探偵グルニヨンが新たな仲間入りし、鮎川哲也氏作品の鬼貫警部をもじった鬼面警部も登場する。ニコライとニコラスは本作でも登場するが、コント55号をモデルにし日本の喜劇スタイルを描いている。本作のギャグやユーモアが、作者のコメディや映画の確固たる知識に裏打ちされたものである事が、痛快無比なドタバタ劇を生んでいる事に感動すら覚えるだろう。

2019/05/17

♡kana*

何かねぇ、ルパンみたい。と思った。映像化したら面白そう。

2016/01/11

ぶうたん

スラップスティックかつアナーキーなジュブナイル2作目。パロディもふんだんに盛り込まれており、今読んでも、大人が読んでもそれなりの面白さがあるのはさすがである。なかでもカーチェイスシーンに代表されるマンガ映画的な視覚的楽しさは特筆される。かなうならアニメを見てみたいが、これまで実現していないところを見ると著者が許可していないのかもしれない。調べるとNHKでドラマ化はされているようだが、フィルムが残っているのであれば見てみたいところ。あとの作品を読むのが楽しみだ。

2019/01/01

道楽モン

オヨヨ・シリーズ2作目。こちらもジュブナイル。当時は夢中で読んでいたんだなぁ。井上ひさし『ブンとフン』『偽原始人』なども同時期の愛読書。小林信彦は、つい最近まで週刊文春のコラムを毎週読んでいたり、『日本の喜劇人』を改訂のたびに読んだり、今でも現役感が濃い。おそらく最も長く愛読している作家だろう。1作目同様、本書も初出は1970年の朝日ソノラマ書き下ろし。ドタバタっぷりは増し、魅力的なキャラクターも登場。マルクス兄弟なぞ、小学生には判らないけれど、後年にあぁ〜と納得。パイ投げも馬鹿らしくて笑っちゃう。嬉々。

2023/09/20

chiepeanuts

何度も読んだけどやっぱり面白い。結末がわかっていても楽しめる作品です。

2021/04/06

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