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オヨヨ城の秘密 (角川文庫 緑 382-3)

オヨヨ城の秘密 (角川文庫 緑 382-3)

オヨヨ城の秘密 (角川文庫 緑 382-3)

作家
小林信彦
出版社
KADOKAWA
発売日
1975-11-22
ISBN
9784041382035
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オヨヨ城の秘密 (角川文庫 緑 382-3) / 感想・レビュー

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セウテス

オヨヨ大統領シリーズ第3弾。〔再読〕大沢ルミ3部作完結編、中学1年が終わった春休みの物語。ヨーロッパへ旅行に出る父親のお目付け役として、ルミが同行する事になる。だがやはり父親は問題を引き付ける体質なのか、空港に降りたとたんに麻薬事件に巻き込まれる。息もつかせぬスピード感でハチャメチャな物語が展開し、満を持してオヨヨ大統領が登場する。本シリーズは大人になってこんな物語があったと、その時代と共に振り返る事が出来るだろう。残念な事に私は社会人で読んだのだが、その後辛い時苦しい時に本作を思い出し頑張れたと思う。

2019/05/18

道楽モン

ジュニア向け3部作の最後。オヨヨ・シリーズ7部作は1930〜70年代に日本で育った人間向けの大衆小説だ。作者は歴史に残そうという意図を持って書いてはいない。従って、それ以降の読者が、本シリーズを手放しで楽しむことは困難であろう。テクノロジーやコミュニケーション手段が進化し、そうした装置の中で人類は何を成し遂げ、生み出した文化を享受できるのか、更にそれを相対化することで笑いに転じることができるのか。限定された期間に育まれた文化的知識を盛り込んだ読み物には時代の価値観が刻まれる。読者と作者の共通認識がキモだ。

2023/12/31

nora

ジュニア向けのオヨヨシリーズはこれで完結。中二になったルミちゃんの活躍場面が少ないのが残念。

2020/02/25

けいちゃっぷ

ジュニア向け三部作の完結編だが、書かれたのは7作中で最後らしい。

牛乳

本当に面白くて子どもの私にはすこし怖かった

2000/05/29

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