変人十二面相 (角川文庫 緑 382-14)
変人十二面相 (角川文庫 緑 382-14) / 感想・レビュー
セウテス
〔再読〕水沢ミキ小学二年生の目線による、80年代のある一年の話。おませなミキが垣間見る大人たちの日常生活、当時の話題や社会問題など、家族の会話を中心にユーモラスに描いた世相史である。私は江川や掛布世代なので、当時のプロ野球がどれ程日本の家庭の中に当たり前に存在したのか、ハッキリと記憶している。久しぶりに当時を振り返り心がわくわく、そして先の人生を考える勇気を貰えた。小学生だった主人公ミキにとっても、大人になって本作当時を思い出す、そんなきっかけの為の作品である。何にせよ、良き時代であったとしみじみ思う。
2019/03/09
牛乳
当時の野球は知らないけど、それでも面白さは分かる
2000/09/22
けん
掛け合い漫才の様に会話が続くが、古臭い上に1つも面白くない。また、ストーリーに深みも味も無い。解説を読んで「ジュヴナイル小説」と知ったが、それにしても面白くない。何で再読用に取っておいたのか不思議であった。ブックオフ行き物件に決定!
2016/10/21
jolly
ジュヴナイル小説なだけにさすがに読みやすい。1980年、特に当時のプロ野球がよくわかるおはなしでした。
2014/07/27
栗山 陸
いかにも小林信彦って感じの昭和風味がいい感じ。パパがやたら格好イイなと思ったが自身がモデルならしかたない。
2010/11/06
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