幻魔大戦 7 (角川文庫 緑 383-21)
幻魔大戦 7 (角川文庫 緑 383-21) / 感想・レビュー
ist
江田四郎に攫われた久保陽子を取り戻すのに、丈は三千子、郁江、田崎と4人でパーティ組んで、困難に立ち向かう。 クリスマスの講演会は成功を収める。 自らは救世主ではない、案内者なのだ。 悪の救世主をのさばらせる土壌をつくってはいけない。 そうさせないよう一人一人が目を覚まさねばならない。 表紙の女は、誰なんだろう。講演会の最後で見つけたテレパシストかな??
2017/09/23
a43
丈のお姉さんの能力や前世?が垣間見られたけどまだ謎。演説であんなにページ数書いてるのもすごいな、言霊作家だわ。
2013/11/27
泰月
陽子、悲惨。郁江も…。
2018/08/02
エラリー
6巻の続きのクリスマスイブと翌日の講演会。力の行使を躊躇う丈に意見する郁江がいいこと言う。この二人は本当にいいコンビだなぁ。超能力を直接対決に使わず、丈を孤立させる作戦に利用するあたり、江田四郎の本当の意味での邪悪さにゾッとする。丈に勝ち目はあるのか?この作品に対して、読者が新興宗教へ傾倒するのを促したという批判があるが、講演の内容を理解すれば、むしろ真逆であることが分かる。
2015/04/23
東森久利斗
ウクライナ、コロナ、異常気象、…、幻魔の仕業?、あいつも幻魔? 幻魔の標的、私欲、嫉妬、猜疑心、怨恨、…、かくも弱き人間、己の内面に迫りくる幻魔の魔の手、社会に蔓延る悪行、現魔な世界、現魔との闘い。自己啓発を促すカルトな宗教法人サーガ。宇宙エネルギー、輪廻転生、カルマ、…、教義、説法、説教のリフレイン、幻魔教の洗脳、マインドコントロール。ギネスな冗長さ、長くてクドイ。レトロ感満載、網走番外地な登場人物と会話、アダルト劇画風な生頼範義の装丁とイラスト。大時代がかった昭和文化の象徴。映画のほうが面白い。
2023/01/27
感想・レビューをもっと見る