ウィザードリィ日記: 熟年世代のパソコン・アドヴェンチャー (角川文庫 や 4-2)
ウィザードリィ日記: 熟年世代のパソコン・アドヴェンチャー (角川文庫 や 4-2) / 感想・レビュー
ともくん
著者は海外小説の翻訳家なのですが、ご自身でも日本語のSF小説を書かれていて、なかでも「カムイの剣」が有名作です。ちょうど、家庭用PC(88とかの頃)が普及し始めたころのお話で、その頃はPCなんて物好きしか使わなかったのですが、還暦を過ぎた筆者がトライ・アンド・エラーを繰り返しながら使い方を習得していくのをみて、何歳になっても、新しいものに挑戦する気持ちを持ち続けたいと思いました。
2014/08/22
atomonaga
熟年作家・翻訳家の矢野氏が「ウィザードリィ」を通じて当時のパソコンの世界に深入りしていく。ウィザードリィ世界が現実世界に混入してくるあたり楽しい。自分も当時の状況をリアルタイムに経験しているだけに共感する部分も多いので、あったあったと頷く箇所も多かった。すごく面白いわけではないが、隙間時間に読むのには楽しかった。
2018/01/06
prosecco
角川文庫作品7,000冊70時間よみほにて、矢野先生とほぼ同時期のちょい遅れくらいで88を入手しトレボナァの迷宮に挑戦したのは自身が中坊の頃だっただろうか、コンプも読んでその後本書の文庫でない版を読んだでいたがこんなにワープロ記事ばっかだったっけかと月日の流れを感じたり。パーティ全員ワードナのアミュレットを装備してスペルの唱えられないグレーターデーモンをムラマサでぎったぎたにしましたねぇ、遠い目で、合掌。
2018/12/01
santiago
電子書籍。当時を知らない自分には用語のほとんどが意味不明だが、それでも伝わる当時のPCのめんどくささ。本書の中で元気に新製品の開発競争を繰り広げる日本の家電メーカーには「ああ、そういう時代だったのか…」と少し悲しい気持ちにも。
2017/06/14
Taruka
Kindle版。/最初の方はゲームを始めたばっかりの頃のワクワク感がダイレクトに伝わってきて面白かった。中盤以降は幻想小説風に進むかと思えば、ただの日常の記録が続いたり、かなり行き当たりばったりで書かれた感じが強い。連載物だったのかな。/昔のPC事情が読めるのは楽しい。
2017/04/27
感想・レビューをもっと見る