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銀ちゃんが、ゆく: 蒲田行進曲完結篇 (角川文庫 緑 422-28)

銀ちゃんが、ゆく: 蒲田行進曲完結篇 (角川文庫 緑 422-28)

銀ちゃんが、ゆく: 蒲田行進曲完結篇 (角川文庫 緑 422-28)

作家
つかこうへい
出版社
KADOKAWA
発売日
1988-11-01
ISBN
9784041422281
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銀ちゃんが、ゆく: 蒲田行進曲完結篇 (角川文庫 緑 422-28) / 感想・レビュー

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KANEO

『蒲田行進曲』の後日談にして完結篇。映画では一見ハッピーエンドかのように終幕したが、現実はそうは問屋が卸さないわけで、銀ちゃんと小夏には無慈悲で過酷な運命が待っていた。しかし、これまでの彼らを顧みればそれは当然の因果応報のように思える。気の毒には思うが同情はできない。前作では主役クラスであったヤスが今回は完全に第三者で蚊帳の外であり扱いも酷く不憫。それを特に意に介さない銀ちゃんと小夏。弱者を平気で踏み付けられるのもスターに必要な素質なのかも知れない。前作以上に華やか世界の業にまみれた裏側を見た気がした。

2015/02/05

けいちゃっぷ

抱えきれないほどの重荷を背負いながらも、スターはスターであるからこそスターであることを体現している銀ちゃんはかっこええ。つかこうへいさんのご冥福をお祈りいたします。317ページ

2010/07/13

きゅうり

「蒲田行進曲」での銀ちゃんは只ただスターだったけど、人の親になったことで一人の“人間”にならなきゃならなくなったのね。見たくなかった一面に一番魅了されることもある。

2012/05/25

jdrtn640

『鎌田行進曲』は感情移入できるキャラが一人もいなかったけど、こちらはかなりキャラも立っててかなり楽しめた。解説によると、作者は前作のヒットについて違和感を持ってたというのは、やっぱり連載時のタイトル通り「銀ちゃんのこと」として書いたのかなぁ?

2011/02/05

YJ

面白い

2010/05/29

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