君らの魂を悪魔に売りつけよ (角川文庫 ん 18-1)
君らの魂を悪魔に売りつけよ (角川文庫 ん 18-1) / 感想・レビュー
大泉宗一郎
日本の推理小説の礎を築いた推理雑誌「新青年」から選出された短編傑作選。横溝正史、高木彬光、佐藤春夫の作品を目当てに拝読したが、あまり印象に残るものがない・・・。一番の目当てだった横溝正史の『蔵の中』は、江戸川乱歩の『人間椅子』の多重構造性をさらに掘り下げた意外な”仕掛け”のある短編だが、おおむね耽美主義と退廃主義に傾いており、『人間椅子』に追いつかんとしてやや失敗している気もする。すんません、わからなかった・・・。
2018/11/11
eazy
大正・昭和初期の推理探偵小説アンソロジー。8編が収録されているが、やはり横溝正史の「蔵の中」が郡を抜いた出来栄え。 巻末の解説「「新青年」の歴史と編集者」の資料価値が高く、 多くの新人作家を生み出したこの雑誌の大衆文学史上の意義をあらためて思い知る。 横溝のデビューが乱歩より早かったとは知らなかった。
2002/04/15
ユウユウ
昭和初期に発表されたものとは思えない設定の新しさに驚愕。
田中
大好き
角
L
2012/03/27
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