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三日間の悪夢 (角川文庫 緑 454-6)

三日間の悪夢 (角川文庫 緑 454-6)

三日間の悪夢 (角川文庫 緑 454-6)

作家
仁木悦子
出版社
KADOKAWA
発売日
1980-02-01
ISBN
9784041454060
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三日間の悪夢 (角川文庫 緑 454-6) / 感想・レビュー

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たか

やはり仁木悦子は読みやすい。 母親と祖母を残して家出した息子が、殺人の容疑で捕らえられた。奔走する母親だが悪い方へ事態が進んでいく〜『三日間の悪夢』〜表題作などの六つの短編集。 個人的には、足の不自由な十四歳のあたしが複雑な家庭環境で弟の面倒を見ながら暮らしていた。隣室に住むの同い年の男の子が彼女の心の支えだった〜『壁の穴』〜が好み。 C評価

2020/08/02

Yu。

息子の殺人容疑を晴らすべく奔走する母親から祖母へバトンタッチってとこが面白い「三日間の悪夢」。首を吊った天狗の死の真相を追う牧師一家の活躍が描かれる「罪なき者まず石をなげうて」。母親の死の謎と“虹色の犬”との関係性は‥「虹色の犬」。悦子の息子が手にした世界に一つの絵本が事件を解決に導く「ただ一つの物語」。誘拐された好きな娘の弟を助けるべく立ち上がる小5男子に魅せられる「恋人とその弟」。これ以上ない恋愛悲劇‥「壁の穴」といった六編から成る仁木ワールド。。お気に入りは、他の五編とは毛色が全く異なる「壁の穴」。

2022/04/28

kochi

文通から始まった友人である木崎七重による手作りの童話「くまの子べーちゃん」。彼女の形見とも言うべき「物語」を見たいという投書をきっかけに、悦子は亡くなった七重をめぐる事件に巻き込まれ、二人の子供を引き連れて調査を始める・・・「ただ一つの物語」。誘拐の身代金が500万円だったり、作中で言及される病名などにも、作品の発表された時代が感じられるが、ある短編に描かれている事件は、DVであったり育児放棄であったりして、三十数年の間に、人間の生活に、変化や進歩はあったのか、それともなかったのか。

2019/09/29

小物M2

○「三日間の悪夢」◎「罪なき者まず石をなげうて」○「虹色の犬」○「ただ一つの物語」○「恋人とその弟」◎「壁の穴」

2024/09/23

Rieko Kobayashi

猫は出てこない笑

2018/01/16

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