殺人配線図 (角川文庫 緑 454-8)
殺人配線図 (角川文庫 緑 454-8) / 感想・レビュー
たか
吉村記者シリーズの第1作目。 仁木悦子のミステリには、どこかほのぼのとした明るさや温かさが漂っている。被害者や時には加害者にまで向けられる優しげな眼差しが作品に温かみを与え、それが読後感をスッキリした良いものにしている。 本書は、趣きをかえてオドロオドロしいものを書こうとして、古びた洋館での殺人という舞台設定にしたらしいが、やはりいつも仁木悦子だ。 最近の、長大で重苦しい内容のミステリに疲れた時にはオススメの一冊である。C評価
2020/01/17
coco夏ko10角
雰囲気や伏線の張り方、仁木悦子さんやっぱりいいな~。もっと読みたいけど、絶版になってるのが多くて入手がなかなか…(汗
2019/07/04
Yu。
‥学生時代の後輩から妙な内容の人助けを頼まれた休職中の新聞記者 吉村駿作が巻き込まれる王道推理劇。。いつも思う、内容自体は硬いのに、そこへユーモアを取り入れ、また弱き者達に対して救いを残す著者の人柄に魅せられます(*´―`*) ダカラ、スキナノネ..
2022/06/25
ベッシー
休職中の記者である主人公が、友人の頼みで彼の親戚のとある事故死を探る。長編でいわゆる館モノで図面が出てくる。タイトル通り配線図も。王道ではあるが陰鬱さが少ない、良い本だった。仁木さん、見つけ次第読んでいきたい。
2022/05/12
ここ
実家にて。
2019/02/09
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